今月の言葉

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組織均衡


株式会社日本パートナー会計事務所

取締役副社長 松井 幸和


組織均衡とは、アメリカの実業家、組織理論家のバーナードによって提唱された概念で、「組織が存続していくためには、株主、経営者、従業員などの参加者が不可欠で、参加者から労働や資本など、組織目標に寄与する個人活動である『貢献』を獲得し続けなくてはならない。参加者が組織に対してどの程度の貢献を行うか、あるいは貢献を行い続けるか否かは、配当や賃金といった個人の動機を満足させる『誘引』の大きさによっている。したがって、貢献と誘引の大きさの等しい点で、組織がどの程度の参加者を獲得できるか、組織が存続できるかが決定される。この貢献と誘引のバランスのとれた状態を組織均衡という。」と定義しています。(ブリタニカ国際大百科事典)

つまり組織が存続していくためには、参加者と組織の「貢献」と「誘引」との均衡(釣り合い)が取れていることが必要とのことです。ただ、そのとき想定すべき組織の参加者は株主、経営者、従業員だけではありません。顧客もサプライヤーも、要するにステークホルダー(利害関係者)全部が組織の参加者なのです。考えてみれば当たり前のことです。全員から支持されて、初めて組織(会社)は存続できるのです。

特に参加者で重要なのは顧客であり顧客満足です。顧客が、継続的に製品・サービスを購入してくれることが重要です。顧客の定着率が向上すれば、当然、企業の成長率も向上するからです。顧客が参加し続けてくれることで、初めて組織均衡が成立し企業活動が続けられるのです。又、従業員満足も重要です。従業員満足が離職率や欠勤率を低下させるからです。従業員が会社を辞める理由は、普通はお金だけではありません。人間関係だったり、やりがいだったり、仕事の中身だったりと、様々です。ただ、参加を続けている人は、お金もそれ以外のものもすべてひっくるめて、労働と釣り合っているから参加を続けているのでしょう。そういう状態を組織均衡と呼びます。

企業経営において組織均衡を考えることは重要です。自社の顧客、従業員、経営者、株主、サプライヤー等との「貢献」と「誘引」とのバランスを、もう一度考え見直ししてステークホルダー全部の満足度を高めて成長発展して頂きたいと願っています。

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